コラム

シャンテクレール「幸運のベル」とブランド誕生の秘話

シャンテクレールの幸福のベル

シャンテクレール(Chantecler)は、ジュエリーの聖地イタリアで誕生した歴史あるブランドです。

創設者ピエトロ・カプアーノ独自の世界観によって創り出される作品の数々には、様々なストーリーと想いが込められていきます。

「幸運のベル(カンパネッレ・コレクションのシンボル)」がブランドシンボルです。

ブランドの代表作は、CAMPANELLE(カンパネッレ)であり、イタリア語で“小さな鐘”を意味する「Campanella(カンパネラ)」が由来となります。

独創性と熟練の技術で、ユニークなデザインのジュエリーを世に出してきました。

シャンテクレールのご試着・ご購入は、日本の輸入高級時計・ジュエリーシーンを50年以上牽引してきたオーナー創業のオールドニューインク銀座にお気軽にご相談ください。

シャンテクレールブランドの歴史

シャンテクレール創業者のピエトロ・カプア―ノ

シャンテクレールは、1947年にイタリアのカプリ島で誕生しました。

創設者であるピエトロ・カプアーノは、持ち前の独創的な想像力に加え、表現力豊かであり、社交的だったので多くの人に親しまれました。

そんな彼が、フランスの歌劇に登場する個性的な主人公『ルースター・シャンテクレール』の名前に例えられ、これがブランドネームの由来となります。

シャンテクレールを支えるもう一人のパートナー、サルバトーレ・アプレアのことも忘れてはなりません。

同じカプリ生まれのピエトロ・カプアーノとは正反対な、決して妥協を許さないスタンスで人生をハイジュエリーに捧げました。

職人技術を活かした美しい芸術品を、パートナーと共に世に送り出し続けました。

「幸運のベル」 ルーズベルト大統領への贈り物として

ピエトロ・カプアーノとアメリカ大統領のルーズベルト

ピエトロ・カプアーノ(真ん中左)と当時のアメリカ大統領ルーズベルト(真ん中右)

シャンテクレールの「幸運のベル」について語る上で忘れてはならないのは、アメリカの元大統領ルーズベルトとのかかわりにについてです。

1944年第二次世界大戦終盤期を迎えたばかりのその時代、誰もが平和と経済の回復を望んでいました。

シャンテクレールが誕生する前、ピエトロ・カプアーノは世界平和の祈りを込めブロンズ製のベル(鐘)を作り、当時のアメリカ大統領であるルーズベルトに渡します。

以降、このベルが平和の象徴として、シャンテクレールのブティックに置かれます。

今日に至るブランドシンボルとしてモデル展開されることになりました。

ブランドから作られたのではなく、この小さな平和のベル、「幸運のベル」によってシャンテクレールというブランドが生まれました。

「幸運のベル」カンパネッレ・コレクション誕生のもう一つの秘話

「幸運のベル」カンパネッレ・コレクション誕生には、もう一つのストーリーがかかわっているようです。

カプリに古くから伝わる神話の一つ、大天使ミカエル(サン・ミケーレとも言う)の物語をご存じでしょうか。

迷子の子羊を探す羊飼いの少年の元に優しい音色と共に現れた聖ミカエルが少年にベルを渡し、少年がそのベルを鳴らすと魔法のような音色で迷子の子羊が見つかったというストーリー。

当時ピエトロ・カプアーノがインスパイアされ心導かれた神話です。

この美しい神話と、世界に平和をもたらすカギとなるよう祈りを込めてアメリカ大統領に渡したという実話を背景にカンパネッレ・コレクション誕生となります。

カンパネラを通じて様々な出会いや経験を授かり、シャンテクレールというブランドを確立しました。

カンパネッレ・コレクションを手にした者に訪れる奇跡は、幸せと平和の象徴である「幸運のベル」によって導かれることになるでしょう。

シャンテクレール誕生の地 カプリ島との出会い

シャンテクレール発祥の地カプリ島

シャンテクレールのブランド誕生の地「カプリ島」。

イタリアの歴史にも登場するカプリ島は風光明媚な土地として知られており、様々な人がその地を訪れます。

カプリ島には、古くから人と人とを繋ぐゆかりある地としての言い伝えがあります。

この地に初めての宝石商ブティックを創設したシャンテクルールもまた、様々な出会いと成長の機会を授かることで、その名を広めていきました。

こうしてカプリ島のCapriという文字は、出会いは情報の発信元となり、ブランドの発展のきっかけとなりました。

カプリ島は、シャンテクレールにとっては欠かすことのできない刻印のような存在です。

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シャンテクレールの世界観 カプリ島に対する思いが溢れる

 シャンテクレールのカプリ島

シャンテクレールのカプリ島に対する思いは、遊び心あふれるコレクションに溢れています。

その作品にの数々に、海のキャラクターやファライオーニの岩など、カプリ島で出会ったシーンが表現されているからです。

シャンテクレールブランドの独自の世界観は、決してジュエリーという枠に縛られません。

幼少期のような好奇心のままに、陽気で多彩な世界でありつづけることを追求しています。

純粋な感性であるからこそ、定義から外れた世界を作ることができます。

無邪気で陽気であることは、素直に人生に向き合う特質であり、好奇心や喜びや夢を持つことは年齢に縛られるべきものでもありません。

常識や習慣という干渉を受けず、素直で直感的に感じることができる世界だからこそ、本当の価値を見ることができるのでしょう。

ユーモアの象徴は、縛られることのない自由の世界を意味する存在であり、ファッションのようにユニークかつ多彩な演出を見せてくれます。

婚約指輪・結婚指輪のご検討のお手伝いは、日本の輸入高級時計・ジュエリーシーンを50年以上牽引してきたオーナー創業のオールドニューインク銀座にお気軽にご相談ください。

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