素材や作りにこだわり抜いた高級ブランドのジュエリー腕時計は、おしゃれを楽しむ以外にも資産としての価値もあります。
ただ人気ブランドと価値がイコールでない場合もあります。
プレゼントにも、ご褒美にも、日常使いにも、高級ブランドの腕時計を身につけるのであれば、資産としての価値があるものを選びたいものです。
今回は高級腕時計と呼ばれている中でも海外で特に資産としての価値があると注目されている、海外サイトを参考に厳選時計25ブランドをご紹介します。
「センスがいい!」と思われたい男性に送るおすすめモデルを以下の記事で解説しました。
高級ブランド時計のご試着・ご購入は、日本の輸入高級時計・ジュエリーシーンを50年以上牽引してきたオーナー創業のオールドニューインク銀座にお気軽にご相談ください。
華麗なジュエリー時計を25ブランドからご紹介
華麗なジュエリー時計を25ブランドは以下の通りです。
- PIAGET(ピアジェ)
- Ulysse Nardin(ユリス・ナルダン)
- Corum(コルム)
- Patek Philippe(パテック・フィリップ)
- Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)
- Breguet(ブレゲ)
- Richard Mille(リシャール・ミル)
- Jacob & Co.(ジェイコブ)
- Jaquet Droz(ジャケ・ドロー)
- Rolex(ロレックス)
- Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)
- Greubel Forsey(グルーベル・フォルセイ)
- A.Lange & Söhne(A.ランゲ&ゾーネ)
- Hublot(ウブロ)
- Roger Dubuis(ロジェ・デュブイ)
- Zenith(ゼニス)
- Panerai(パネライ)
- Franck Muller(フランク・ミュラー)
- Urwerk(ウルベルク)
- MB&F(マクシミリアン・ブッサー&フレンズ)
- IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)
- Blancpain(ブランパン)
- Girard Perregaux(ジラール・ペルゴ)
- Omega(オメガ)
- Breitling(ブライトリング)
PIAGET
PIAGET(ピアジェ)は、アルティプラノコレクションに代表される独自の極薄ムーブメントを使用した薄型ウォッチに力を注いでいるスイスの高級腕時計&ジュエリーブランド。
創業者のジョルジュ・エドワール・ピアジェが1874年にジュラ山脈の農場に開いた小さな時計工房から始まった。
ジュエリーラインも展開するピアジェらしさを象徴するのはダイヤモンドが並ぶエレガントな曲線美が特徴のLimelight Gala(ライムライト ガラ)。
新作のG0A47162は、宇宙空間を連想させる文字盤と18Kホワイトゴールド製のケースのコントラストが美しい。
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PIAGET(ピアジェ)のジュエリーウォッチ「ライムライト ガラ」コレクションについてはこちらをご覧ください。
Ulysse Nardin
Ulysse Nardin(ユリス・ナルダン)は、錨のトレードマークで知られるスイスの高級腕時計メーカー。
1846年にユリス・ナルダンによってル・ロックルで創業した。
錨マークの由来ともなっているマリン・クロノメーターで成功を収めたのち、一度低迷したものの、1983年に投資家に買収され、天文三部作を発表し、複雑時計メーカーとして再び注目を集めた。
銀河と海をモチーフにしたエレガントな作りが魅力的なFreak X Aventurine 43mmは99本限定のリミテッドエディションは、ダイヤルも針もない美しいマニュファクチュールフライングカルーセルムーブメントで機能とデザインの極限の融合を見せてくれる。
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ユリス・ナルダンのブランドの特徴や有名コレクションについてはこちらをご覧ください。
Corum
鍵のマークで知られるCorum(コルム)、ブランドの登場は1955年。
その前身はストン・リースによって1924年に創立された。
スイス高級腕時計業界では比較的若い部類に入るブランドですが、その名を一躍轟かせる起爆剤となったヴィンセントカラブレーゼによって誕生したゴールデンブリッジなどの逸品を次々と世に輩出。
一見高級時計らしからぬ遊び心あふれるバブルなど、正統派のクラシカルなものから、革新的でアーティスティックなデザインのものまでそのコレクションは幅広い。
現在はワンダーマンファミリーによって経営されている。
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Corum(コルム)ブランドの特徴や有名コレクションについてはこちらをご覧ください。
Patek Philippe
世界一高価な腕時計を生み出すマニュファクチュールであるPatek Philippe(パテック・フィリップ)。
1839年にポーランド人であるアントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによってスイスのジュネーブで創業された由緒ある高級腕時計ブランド。
伝統的でありながら、常に時代の最先端を行く技術力が映えるコレクションの数々を発表。
クラシックなカラトラバ、フェミニンなトゥエンティフォー、スポーティなアクアノート、ノーチラスライン、そして複雑機構やグランドコンプリケーションなど幅広い。
著名人にも愛されており、販売記録にはアインシュタイン、ウォルト・ディズニー、ヴィクトリア女王などの名が残されている。
自社製品であれば、どれほど古い時計でも修理する永久修理を謳っており、中古市場でも高い人気を誇っている。
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Vacheron Constantin
世界三代高級時計にも数えられているVacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)は、世界最古の時計メーカーとされるスイスのブランド。
創業は1755年、ジャン=マルク・ヴァシュロンの工房から始まっている。
マルタ十字をかたどったラグで縁取られたフィフティーシックス、ダイヤモンドリングが輝くムーンフェイズなど、華やかでありながら押し付けがましくない落ち着いたデザインからは、確かに受け継がれてきた高い技術力と、伝統と革新を融合させてきたブランドの信念がみてとれる。
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Breguet
1775年にアブラアン‐ルイ・ブレゲがパリで創業したBreguet(ブレゲ)は、かのナポレオンも愛したと言われる世界屈指の老舗時計メーカー。
フランス発祥のブランドだが、1900年代後半には製造の拠点をスイスのジュウ渓谷に移している。
2022年最新モデルであるマリーン オーラ・ムンディ 5557にも搭載されている、オーラ・ムンディの特徴であるインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示は、ワンプッシュで指定の都市の時間を呼び出せるスマートな機能。
グローバルに活動をしているなら、間違いなく一度味わうと手放せない。
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Richard Mille
Richard Mille(リシャール・ミル)は、革新的かつ独創的な技術力を持つ腕時計ブランド。
コンセプトは腕時計のF1であり、スポーティかつラグジュアリーなラインアップを誇る。
日本文化を取り入れたRM 47トゥールビヨン、重量わずか32gのRM 67-02、1000個近くの部品を用いて極めて複雑な機能を盛り込んだパイロット・ウォッチで実現したRM 039 クロノグラフ フライバック アヴィエーションなど、話題性と機能性を併せ持った商品が特徴だ。
入手は極めて困難で、高級腕時計の中古市場では花形の存在である。
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Jacob & Co
Jacob & Co.(ジェイコブ)は、ダイヤモンドジュエリーのデザインを手掛けていたJacob Araboによって1986年に創業された比較的新しいブランド。
その本部はニューヨーク、マンハッタンにある。
ジュエリーラインも展開している。タイムピースとも呼ばれる腕時計においては、不可能を可能にする創造性と独創性が生む超複雑機構と、まるでオブジェかのような美しさが魅力的なラインアップを揃えている。
宇宙を表現したアストロノミアシリーズは技工と個性が凝縮した他に類を見ない芸術的な作品である。
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Jaquet Droz
Jaquet Droz(ジャケ・ドロー)は、文字盤のエナメルが特徴的なブランド。
1738年にピエール・ジャケ・ドローが息子とスイスのラ・ショー=ド=フォンに開いた工房が始まり。
19世紀半ばに一度途絶えたものを1996年にシーベルヘグナーらが復興したのが現在の会社である。
まるで絵画のようなバード・リピーターやマジック・ロータスは、美しく彩られた文字盤で蓮の花、鯉、小鳥、卵、小川などが動く仕掛けが目を引き付ける。
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Rolex
Rolex(ロレックス)は1905年のロンドンにて、ドイツ人のハンス・ウィルスドルフが創業した。
日本で最も有名と言っても過言ではないスイスの高級腕時計ブランド。
航空と深いつながりのあるブランドらしく、反射抑制や正確性、カレンダーなどの機能表示、防水性など、機能を追求した作品を揃えている。
航空機の計器からインスパイアされた最新モデルのエアキングにも、その技術力と探究心が惜しげもなく詰め込まれている。
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Audemars Piguet
Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)は、ジュウ渓谷に本社を置く、時計・宝飾ブランド。
ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オギュスト・ピゲによって1875年に会社として設立した。
自社製品のみならず、ジュウ渓谷にかつてあった会社の懐中時計の修理を受けるなど、スイス高級時計の発祥であるジュウ渓谷の伝統を大切にしている。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲとロイヤル オーク コレクションの最新モデルには、女性への強いメッセージを込められている。
スポーツ、ファッション、カルチャーに幅広くポジティブな影響を与えてきセリーナ・ウィリアムズがアンバサダーとしてAudemars Piguetと提携した。
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Greubel Forsey
Greubel Forsey(グルーベル・フォルセイ)は、2001年にロベール・グルーベルとステファン・フォーシーがラ・ショード・フォンにて生んだブランド。
比較的若いメーカーにも関わらず、高級時計の世界を飛躍的に躍進させる発明を繰り返し、多くの特許を取得している。(2022年現在で7つ)。
Double Balancier Convexeはその発明の一つであるダブルバランシエールを強調したコレクション。
人間工学に基づいたコンパクトなデザインとコンテンポラリーな雰囲気が魅力のタイムピースを揃えている。
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A.Lange & Söhne
A. Lange & Söhne(A.ランゲ&ゾーネ)は第二次世界大戦、ベルリンの壁崩壊など、様々な歴史的な困難を乗り越えてきた老舗の高級時計メーカー。
伝統技法に基づいた時計を形作っている細やかな部品の一つ一つを自社製造している人気マニュファクチュールの一つ。
再興後にA.ランゲ&ゾーネが発表したモデルの一つであるランゲ1は、伝統的な技術と革新的なデザインが融合した代表作。
イレギュラーながら見やすく配置された表示は機能性も十二分に備えている。
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Hublot
Hublot(ウブロ)は、1980年にカルロ・クロッコが設立したスイスの高級時計メーカー。
ビス留めされたベゼルは、舷窓をイメージしたもので、ブランド名の由来となっている。
最新作のスクエア・バンは先進的でスタイリッシュ。様々な素材を組み合わせたタイムピースが特徴で、チタンの力強さと、うちに秘められたウブロ初の完全自社製ムーブメント、ウニコ2の緻密さが完璧に融合している。
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Roger Dubuis
時計師の名を冠したRoger Dubuis(ロジェ・デュブイ)はスイス、ジュネーブの高級時計マニュファクチュール。
ジュエリーも扱うこのブランドは1995年に創業された。
代表作はエクスカリバー。アーティスティックな独特なデザインが特徴のベルベットも根強いファンを持つ人気の作品。
ジュエリーブランドらしいエレガントさと、確かな名工の技術がコンテンポラリーなデザインの中で輝きを放つコレクションだ。
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Zenith
スイスの老舗マニュファクチュールであるZenith(ゼニス)は、1865年、ジョルジュ・ファーヴル=ジャコによってル・ロックルに設立された。
エリートはミニマムで合理的なデザインが人気のコレクション。
シンプルな美しいクラシック、代名詞とも言えるムーンフェイズなど、それぞれ伝統を重んじながら、あくまでも現代的な進展を忘れないゼニスらしさがあふれる軽やかかつエレガントなモデルがそろっている。
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Panerai
Panerai(パネライ)は、フィレンツェにジョヴァンニ・パネライが設立した高級腕時計メーカー。
1860年創業の老舗で、1900年代前半からはイタリア軍向けのダイバーズウォッチを始めとして様々な軍用時計を開発したことで知られている。
現在もルミノール、サブマーシブル、ラジオミールなど、各国の軍を支えた、その技術力を活かした機能性と、一見無骨ながら洗練されたデザインがファンの心を引き付けてやまない。
ルミノールドゥエは、パネライの中でもエレガントなラインアップのコレクションで女性人気も高い。
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Franck Muller
Franck Muller(フランク・ミュラー)は言わずとしれた、世界的に有名なスイス時計士の名を冠した高級腕時計メーカー。
そのブランド設立は1991年。2022年現在でたったの30年足らずで現在の地位に上り詰めたことは驚愕に値する。
人目でフランク・ミュラーとわかるその独特で華やかな文字盤には、個性的な数字が踊るように、しかしバランスよく配置されていのが特徴。
そんなコレクションの中でひときわ目を引くヴァンガード7デイズ パワーリザーブスケルトンは一味違うフランク・ミュラーを身に着けたい方に最適。
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Urwerk
フェリックス・バウムガルトナーとマーティン・フレイの確かな技術により、他社と一線を隠す独自の腕時計を生み出しているスイスの高級腕時計ブランドUrwerk(ウルベルク)。
1997年の登場以来、高級タイムピース界を席巻している。
日本初披露は2014年のTOKYO WATCH EXHIBITION。
サテライトディスプレイや衛生、天文表示などを搭載しているUR-100は、遥かに広がる宇宙や、とどまることなく流れる時間、そして無限に広がる空間を感じさせるウルベルクらしさを最大限に感じられる作品。
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MB&F
MB&FはMaximilian Büsser&Friends(マクシミリアン・ブッサー&フレンズ)の頭文字。
このフレンズは製造販売を支えるパートナーやスタッフはもちろん、MB&Fの作品を愛するユーザーのことも指している。
ブランド初のクロノグラフウォッチであるレガシー・マシン・シーケンシャル・エヴォは、構造を根本から覆し、従来のクロノグラフウォッチとは一線を隠す革新的なもの。
通常の独立したプッシャーでは飽き足らず、搭載されている2つのクロノグラフを同時に制御するツインバータープッシュボタンも組み込んでいる。
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IWC
インターナショナル、インターなどの名前で親しまれているIWCことインターナショナル・ウォッチ・カンパニーは1868年にアメリカ市場向けに作られたスイスの時計メーカー。
パイロット・ウォッチは、IWCが長年にわたりその技術をつぎ込み開発に心血を注いでいる主力コレクションだ。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフは年齢を問わず楽しめるデザイン性と、反射防止加工やドーム型サファイアレンズ、耐磁性のインナーケースなどの現実的な機能性が融合した若々しさあふれる作品になっている。
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Blancpain
スイスのジュラ山脈生まれの老舗高級腕時計ブランドの一つであるBlancpain(ブランパン)は、1735年に時計職人であるジャン=ジャック・ブランパンが創業した。
同一法人格としては世界最古のブランド。
例に漏れず経営不審に陥るが、1980~2000年頃にかけて人気を取り戻している。
洗練された革新を見せつけるコレクションが、装飾から組み立てまで手作業で仕上げられたレディーバードシリーズ。
メンズウォッチの焼き直しにもなりかねないレディースウオッチとは異なり、女性のニーズをふんだんに詰め込んだ美しさが圧倒的だ。
QUANTIÈME COMPLETはレッドゴールドとダイヤモンドのエレガントさをホワイトのレザーベルトがスッキリとまとめており、愛らしさと大人っぽさが融合している。
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Girard Perregaux
Girard Perregaux(ジラール・ペルゴ)は、1864年から日本で正規販売されている日本人に最も愛されている高級腕時計ブランドの一つ。
本社はスイスにあり、自社一貫生産のマニュファクチュールである。
1975年に発表したロレアートはスポーティと称される高級腕時計の中でもトップクラスの人気を誇る。
なめらかなライン、現代的なデザイン、技術力を注いだ超軽量構造など、他社では真似できない魅力が詰め込まれている。
ブラックが美しいLAUREATO ABSOLUTE ROCKはカーボングラスを用いており、強靭かつ軽量。実用性にも富んでいる。
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Omega
スイスの高級腕時計メーカーOmega(オメガ)は、1848年に、ルイ・ブランが若干23歳で始めた工房がそのルーツ。
オリンピックに代表されるスポーツ大会の公式時計としてもよく知られている。
オメガの代名詞とも言えるグローブマスターにマスタークロノメーターの称号を加えた新作が人気。
GLOBEMASTER コーアクシャル マスター クロノメーター 39MMは1950年台に発売された当初のコンステレーションモデルからインスパイアされたデザインに、最新技術がふんだんに盛り込まれた作品になっている。
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Breitling
Breitling(ブライトリング)は、 1884年創業のスイス高級腕時計メーカー。
パイロット・ウォッチ、ミリタリー・ウォッチで知られている。
ナビタイマー B02 クロノグラフ 41 コスモノートは世界で初めて正式に宇宙に飛び立ったスイス時計といわれるコスモノートの復刻モデル。
レトロモダンな魅力を称えるオリジナルのデザインをキープしつつ、サファイアクリスタルから覗くムーブメントが醸し出す気品がたまらない作品だ。
本体やケースに施された刻印などが人類の宇宙への夢を語り、冒険心をくすぐる。
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憧れのハイジュエリーウォッチをもっと身近に
今回は、ハイジュエリーウォッチと呼ばれている中でも海外で特に資産としての価値があると注目されている25ブランドに注目しました。
自分が欲しいと思っているブランドがどのような信念や歴史を持っているのか。
時計自身の持つ資産価値に加えてルーツや特徴を知り、どのような価値観に基づいて作品作りをしているのか知ることは自分にあう高級腕時計選びにつながります。
ぜひ憧れのハイジュエリーウォッチをもっと身近に感じてください。