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パルミジャーニ・フルリエの魅力解説:時計ブランドとしてアルマーニとのコラボも

パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)は、2020年にジョルジオ アルマーニとのコラボを実現した、スイス屈指の時計ブランドです。

スイス、ヴァル・ド・トラヴェールのフルリエから、数々の有名コレクションンを世に送り出してきました。

「トリック」や「パーシング」、「トンダグラフ GT」など、今でも時計愛好家の心を虜にしています。

スイスが誇る高級時計ブランド パルミジャーニ・フルリエの歴史・ブランド信念・知っておくべきラインを説明します。

パルミジャーニ・フルリエのご試着・ご購入は、日本の輸入高級時計・ジュエリーシーンを50年以上牽引してきたオーナー創業のオールドニューインク銀座にお気軽にご相談ください。

パルミジャーニ・フルリエのご試着・ご購入はオールドニューインク銀座

パルミジャーニ・フルリエの歴史

TONDA PF MICRO ROTOR STEEL

パルミジャーニ・フルリエは、時計師であり修復師でもあった創業者ミシェル・パルミジャーニにより1996年に設立されました。

でもその歴史は長く、1970年代の「クオーツショック」にまで遡ります。

当時、機械式時計が親しまれていた時代は技術の発展とともに変化しつつある時代でした。

従来とは全く異なる構造かつ安価で手頃な時計として、電池式のクオーツ時計が市場に台頭し始めます。

歴史あるブランドをはじめとする時計産業には時代の波が押し寄せ、多くのブランドが危機的状況に陥ることになります。

クオーツショックの危機の中でパルミジャーニ・フルリエ誕生

そんな時計業界が窮地に立つ中、1976年若き時計修復師ミシェル・パルミジャーニ氏は時計工房を開きました。

無謀といわれた状況下で、周囲の助言に逆らい強硬突破で時計工房を構えるも、優れた時計修復技術は瞬く間に評価されます。

1996年、「パルミジャーニ・フルリエ」の名で正式にブランドとして設立、その後も見事に功績を称えられ成長を遂げてゆきます。

ミシェル・パルミジャーニ:「パテック・フィリップ」が育てた修復師

ミシェル・パルミジャーニは、後に、「パテック・フィリップ」という時計業界で名高きの博物館で修復の仕事をしていたことは有名な話です。

他にもデ・モン博物館に収蔵されている作品の修復の仕事も任されることになります。

昼間は古い時計の修復を行い、それ以外の時間は絶えず複雑時計の制作に打ち込む、時計を修復する技術人としてのたゆまざる努力の結果です。

その姿勢の裏には、クオーツショックによる複雑時計の衰退を食い止めるひたむきな思いがありました。

時計修復師として有名な博物館で働き、数多くの複雑機構の時計修復を経験し、様々な過去の傑作に出会うことは彼自身の後の人生に大きな影響を与えたのでしょう。

才能ある修復師として後には雑な時計機構の製造をも手掛ける、優れた時計師としての土台を築くことになりました。

複雑な機械式時計という分野において、先駆者の作品に対する敬意を決して忘れず、その魅力を味わいつつも確かな技術でそれをカバーする姿勢。

パルミジャーニ・フルリエのブランドのステータスとして垣間見えます。

パルミジャーニ・フルリエ 時計の修復技術がブランドの魂

パルミジャーニ・フルリエが時計と関わるうえで「魂」としてきた修復技術。

「どんな複雑機械をも修復する」

世界有数のアートコレクターであるサンドファミリー財団の目に留まり、エドワール・マルセル・サンド コレクションの技術士に抜擢されるほどの腕前でした。

ブランドの「魂」が連綿と受け継がれ、時計修復師のプロフェッショナルとしての位置を確立しました。

エドワール・マルセル・サンド コレクションの技術師

評価を絶するほど豊かな時計とオートマタのコレクション、エドワール・マルセル・サンド コレクション。

エドワール・マルセル・サンド コレクションの技術師を任されるほどの腕前だった、創業者ミシェル・パルミジャーニ。

修復を「魂」とする信念をもとに、多くの時計ブランドが、独自のムーブメント制作に励み自社オリジナルを前面に出す中、他のブランドにはない独自の技術を磨いていきます。

サンドファミリー財団の目に留まったミシェル・パルミジャーニ

新たに作り上げる世界だけでなく、どんな複雑に完成した作品でも半永久的に稼働させるためには、機械構造の根本を極る原点回帰という本物の技術が必要です。

高い修復技術の評価はやがて知名度を増し、サンドファミリー財団の目に留まります。

ミシェル・パルミジャーニは技術師としてその維持を託され、これが、後のブランド独立へのきっかけともなりました。

造るのではなく完成品に対して修復するという立場で補う役となり、その蓄積技術が評価されることで結晶となり、やがて「ブランド」という独自の作品となってゆきます。

修復から生まれた製造

パルミジャーニ・フルリエの時計パーツ

パルジャーニ・フルリエのスタートである「時計修復師」というのは、完成した作品と、それを維持する目的達成の為の依頼によって、初めてその役目を担います。

一見独立した技術師のようで、どこか支えあう立場にある存在です。

修復を希望する依頼者の上に修復師という技術者が成り立つように、個体としての力ではなく個々のパートに分かれた役割が集まって総合的に一つの答えとなる価値観。

パルジャーニ・フルリエのマニファクチュールにおいて、はっきりと表現されています。

「自身の持つ高度な技術が、どこかに存在する他の高度な技術・他のジャンルにおける高度技術と融合することで一つの傑作となる」

パルジャーニ・フルリエのブランドスタイルです。

複雑機構を作り上げた先駆者の傑作を尊重し、自らがその上にある修復師であるという立場をもって、古き良き伝統技術を受け継ぐこと。

これが時計製造の工程にも受け継がれています。

複雑機構にこそ示されるパルジャーニ・フルリエの技術

ムーブメント制作に欠かせない極小部品製造、複雑な機構に対応するケース素材と製造、ダイヤルや文字盤など時計の顔となる主役部分…

時計を飾る宝飾など個々の役割において、それぞれのデザイナーが専門技師と肩を並べることで技術が垂直統合し、創造性を崩すことなく上質な仕上がりを実現する。

修復師という立場ならではの価値観でもあり、ブランドを立ち上げた最初の作品にも垣間見ることができます。

トリック QP レトログラード:時計修復のノウハウ+オリジナリティ

パルミジャーニ・フルリエの時計トリック QP レトログラード

パルミジャーニ・フルリエ トリック QP レトログラード

「トリック QP レトログラード」は、1996年のブランド設立とともに、翌年に初のパルミジャーニ・フルリエとして発表されたオリジナルウォッチです。

最初のモデルは、美的特徴となって後世に受け継がれており、黄金比に基づいていたといわれている輪郭の形状は、以後、様々なモデルにも採用されました。

2000年に入ると、ケースやムーブの素材など細部にわたり理想にふさわしい質の物を厳選した高級時計制作のマニファクチュールを本格的に創設していきます。

職人技の豊富なノウハウと先端的な製造技術を集約し、知り尽くした複雑機構の知恵を武器とすることで、自社の描くオリジナリティに最も適した存在を組みあげることができます。

品質優先以上の、自社の時計に適しているのかどうかの判断、また理想を実現することのできる部品作りへのこだわり。

まさに、時計修復師というプロフェッショナルの証と言えるでしょう。

パルミジャーニ・フルリエの時計:クオーツショックに立ち向かう強さ

パルジャーミ・フルリエの設立者、ミシェル・パルミジャーニにとって、修復師という役割はクオーツショックに立ち向かう強さを与えてきました。

その時代ごとの先端技術を駆使する、先駆者たちの蓄積を自分が修復して補うこと。

さらにクオーツショックという苦境において、修復という仕事は廃ることない役であることを教わること。

それが、複雑時計の伝統を守るという使命を全うするのに必要な、自らの技術を生かして製造に立ち向かう自信へとつながってきました。

修復という役目があってこそ技術評価を受けることができ、それがブランドの出発となりました。

パルミジャーニの名の通り、立ち向かう姿が設立者本人の名でもあり、ブランドそのものであります。

挑むという事には信念が必要です。

同時に互いの支えが必要という事を味わってきたミシェル・パルミジャーニ氏の経験そのものが、パルミジャーニ・フルリエという時計の姿そのものでもあります。

「他とは違う時計」ではなく、「他とは始点が違う時計」が、時計の魅力となって容姿に現れています。

パルミジャーニ・フルリエ:ブガッティやアルマーニなど他ブランドとのコラボ

パルミジャーニ・フルリエ ブガッティ タイプ 390

パルミジャーニ・フルリエは2020年にジョルジオ アルマーニとのコラボを実現しました。

パルミジャーニ・フルリエは、高級自動車メーカー「ブガッティ」とのコラボによる、自動車エンジンのようなスポーツウォッチでも有名です。

冒頭で述べた、ジョルジオ アルマーニとのコラボ以外にも、様々なブランドやオートマタ、クリスタル職人のような技術者とのコラボも実現してきました。

高級と洗礼のシンボルとして親しまれる「エルメス」とのコラボでは、高級時計にエルメス製のレザーストラップを使用しています。

見る者を魅了するオートマタを搭載したテーブルクロック、クリスタルメーカーのラリックと共同開発のロマン溢れるテーブルクロックなども魅惑の逸品です。

時計だけでなく他業界の技術者とのコラボレーションの価値の中に、貴重性を見出してきました。

高い技術を持つからこそ成し得る力を集約させることで、時計産業の集約拠点を作り上げていきます。

そこに繰り広げられる世界は他のブランドには真似できない快挙であり、現代まで親しまれる理由でもあります。

パルミジャーニ・フルリエ:ブランドとの出会いで辿り着く喜び

パルミジャーニ・フルリエは高級時計のブランドネームの中でも中心核に属しますが、いきなり出会う確率は低いかもしれません。

考えてみれば、人生も何事も「出会い」という瞬間は共通しており、突然訪れることは珍しくありません。

修復師というアトリエから時計製造のメゾンへと姿を変えた歴史を知った今、このページをご覧いただいている「あなた」はすでに、パルミジャーニ・フルリエに出会っています。

決して知られていないのではなく「まだ出会えていない」に過ぎず、出会えたという事は、自分で辿り着いたという事です。

後ろを振り返れば、ここに辿り着くまでに歩んできた道が見えるはずです。

そして、その道に価値があるという事を教えてくれるのが、パルミジャーニ・フルリエというブランドです。

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