ジラール・ペルゴとは？

1791年に創業したスイスの高級時計ブランドになります。
創業以来、1度も時計の製造を止めたことのないメーカーであり、
製造方法にはマニュファクチュール※を採用しています。

ジラール・ペルゴは時計製造に関する特許技術を80件近く保持しており、
その高い技術力は、ひとつひとつの時計に反映されます。
1970年代に、スイスで初めてクォーツ式時計の生産を行います。その際、ジラール・ペルゴが決定した周波数周波数32,687ヘルスが
クォーツの世界規格として用いられています。

ジラール・ペルゴが作る時計の特徴は、一言で言うと伝統と革新です。
200年以上に亘って磨かれた技術力によって、精密な時計を生み出す一方で、
研究と改良を繰り返すことで、生み出されたムーブメントを数多くのブランドに提供しています。
そうして洗練された時計を生み出しています。
提供するラインナップは、クラシック・モデルからトゥールビヨンまで様々なタイプの時計を世に送り続けています。

日本における販売は創設者一族のフランソワ・ペルゴが、1860年に横浜に来日したことから始まります。
1864年に日本で正規代理店を開設し、販売を開始します。
これは日本に正規輸入された初のスイス時計ブランドということになります。

※マニュファクチュールとは製品をムーブメント(時計の動作機構)の設計から行う製造手法のことを指します。
自社一環生産という言葉でも表現されます。

マニュファクチュールはムーブメントの設計から着手できるため、
今までにないデザインを生み出せるという大きなメリットがあります。
その一方で、人の手を介する機会が多くなるので、
価格が上がってしまうデメリットがあります。

ジラール・ペルゴの代表的モデル

・ヴィンテージ1945

1945年に発表され、後に「ヴィンテージ1945」と呼ばれるようになるフラッグシップモデルです。
アールデコ調のレクタンギュラーケースが、ユーザーの心を掴んでいます。
このレクタンギュラーケースは、腕の形にフィットするようになっており、装着感にも優れています。

日本における知名度は、ロレックスやオメガに比べるとかなり低いというのが現状です。
高そうな時計だけど、どこの時計ですか？となってしまうことが多いです。

しかしロレックスのエクスプローラーやオメガのスピードマスターのように、
いつまでの色褪せない美しさがこのヴィンテージ1945の最大の魅力といえます。
このような現状から、玄人好みの時計になっています。

ヴィンテージ1945の定番モデル

ヴィンテージ1945 デイト＆スモールセコンド
ヴィンテージ1945 XXL ラージデイト＆ムーンフェイズ
ヴィンテージ1945 XXL クロノグラフ
ヴィンテージ1945 XXL スモールセコンド

ジラール・ペルゴ1966

ハイビート・ムーブメントであるジャイロマティック機構を開発した年にちなんで付けられたモデルです。
ヴィンテージ1945とは異なり、丸型のケースでオーソドックスな形をしています。
その丸みを帯びたカタチは懐中時計を思わせる形をしています。

ジラール・ペルゴ1966の定番モデル

ジラールペルゴ1966 38MM
ジラール・ペルゴ1966 デイト＆スモールセコンド
ジラール・ペルゴ1966コラムホイール クロノグラフ

キャッツアイ

メンズ時計ばかりに注目しがちですが、ジラール・ペルゴはレディースの時計にも注力しています。
そしてレディースモデルも人気があります。
その中で今回はキャッツアイをご紹介します。

2004年に誕生したレディースシリーズになります。
ケースは楕円形のフォルムや丸みを帯びることで、可愛らしさやフェミニンさを表現しています。
またインデックスや文字盤の美しさも凝っており、女性らしい外装になるようにデザインしてあります。

キャッツアイの定番モデル

キャッツアイ デイ＆ナイト
キャッツアイ スモールセコンド
キャッツアイ ブルーム

他モデル

他にも様々なモデルがリリースされています。
シラール・ペルゴのスポーツウォッチモデルの「シーホーク」「クロノホーク」が存在しています。
シーホークはダイバーズモデルになっており、水深1000M以上の高い防水性を誇ります。

ワールドタイマーを搭載した「トラベラー」というシリーズもあります。
ダイヤルにはシリーズ名にふさわしく地球儀のモチーフが刻まれています。

シラール・ペルゴを身をつけている各界の著名人に、俳優阿部寛さんはヴィンテージ1945、俳優水谷豊さんはヴィンテージ1945の限定モデル、海外では、ヒュー・ジャックマンさんは、ヴィンテージ1945を着用しているそうです。

ブランド情報

ジラール・ペルゴ高い技術力とこだわりの時計